民青×DAPPE共催「僕らがつくる原発ゼロ 福島若者ミーティング」に120人が参加

 10月16日、民青福島県委員会×DAPPEが共催して、「僕らがつくる原発ゼロ 福島若者ミーティング」を福島市内で開催し、120人を超える参加者が集まりました。

  午前中は、3つの分科会を開催。(①原発事故を経験して~被災者の話を聞く~、②福島の医師として今伝えたいこと~放射線と地域社会~、③福島原発のいま~廃炉原発労働~) 午後は、講演「福島のいま」と、シンポジウム「住民主体の復興と原発ゼロの展望」を開催し、福島県内や全国の各方面で活躍している講師陣や、再エネや賠償問題に奮闘する青年らなど多彩なゲストを迎え、原発ゼロの展望について学びました。

  

 実行委員会は民主青年同盟福島県委員会と、7月の参院選で若者の立場から野党共闘を後押しした「DAPPE」のメンバーら。「参院選では福島から原発ゼロを掲げる議員が勝利した。県内原発廃炉の公約を実現させるためにも、自分たちが行動し続けることが必要」、「震災から5年半が立ち、今改めて原発問題について発信したい」と準備を重ねてきました。メンバーが街頭に出て、集会を知らせながら若者から話を聞くと、「原発は心配だけど電気が足りなくなるのでは」という学生や「福島のつらい思いを2度と繰り返さないためにも、原発のない社会にしてほしい」というママなど、次々と対話になりました。

 「よく話を聞くと、福島の同世代のみんなが真剣に原発を考えていて、原発をなくすために自分たちに何ができるかを一緒に考えてくれる」とメンバーら。集会の目的を「自分たちが原発ゼロの展望をしっかりつかめるものにしたい」と“原発ゼロ”を掲げて集会作りに取り組んできました。

 当日は、増子輝彦参院議員、岩渕友参院議員も駆けつけて挨拶。実行委員メンバーらが街頭で集めた118枚の「こんな社会になってほしい若者メッセージ」を手渡しました。

 最後に、「参院選で勝利したように、僕らと野党が力を合わせれば政治を動かせる。学んだことを大いに語り、広げ、原発ゼロの思いを持つ仲間を増やして行動に立ち上がろう。大きな世論をつくり原発ゼロを政治に決断させよう。僕らの力を合わせて原発ゼロの日本をいっしょにつくろう」と述べた“アピール”を採択しました。

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↑分科会の様子

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↑全体会の様子

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↑ 7月の参院選で当選を果たした日本共産党の岩渕友参院議員と、野党統一候補として勝利した民進党増子輝彦参院議員が駆けつけ、挨拶しました。