志位和夫委員長が9日、郡山市のJR西口広場で街頭演説を行いました。県内各地や通行人など約700人が参加しました。
志位委員長は、会場の背景にある横断幕を指しながら、「ガーベラの花言葉は『希望』。赤は情熱。希望と情熱を込めて、32の全ての1人区で勝利し、安倍政権を終わらせる選挙にしようではありませんか」と切り出し、年金問題や消費税など安倍政権の実態を告発しながら、日本共産党の3つの提案や憲法をめぐる日本共産党の政策を説明。
原発事故について、「朝日」8日付に掲載された、原発被災地での安倍首相座談会で行政が用意した原稿をむりやり参加者に読ませたという記事を紹介。「原発再稼働のために原発事故も被害も『終わったこと』にして福島を切り捨てる。こんな政権を終わらせましょう。原発ゼロへ、再生可能エネルギーへの転換を」と強調しました。
紙智子比例候補は、亡国の農政や格差と貧困、憲法と平和などに触れ、「原発事故は終わっていない。福島切り捨てを許さない。政治を変えるには市民と野党の共闘しかない。比例代表は日本共産党へ」と訴えました。
DAPPEの松本友子さん、ふくしま県市民連合からミナセン中通り共同代表の人見やよいさんが、それぞれ野党共闘の勝利とともに、野党統一のために独自候補を取り下げた日本共産党への期待を寄せてくれました。
当日、原発事故被災地での個人演説会のため参加できなかった水野さちこ統一候補に代わって、水野選対幹事長の小熊慎司衆院議員があいさつ。日本共産党の英断に感謝を表明。かつて原発を推進したことを自己批判しつつ、市民と野党の共闘を全力でたたかう決意を述べました。
比例も選挙区も1票を争う大激戦・大接戦!!
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