【福島県議選】日本共産党5議席を守り抜く

交渉会派を維持

10日投開票の福島県議選で日本共産党は、自民・公明両党と真正面から争い、現職の4人全員が当選を果たしました。無投票当選1人と合わせて現有5議席を守り抜きました。

当選したのは、福島市(定数8)で宮本しづえ、郡山市(10)で神山えつこ、いわき市(10)で宮川えみ子、吉田英策の各氏。伊達市伊達郡で現職の阿部裕美子とバトンタッチして昨年秋の県議補選(得票率36%)で奮闘し、今回無投票当選を果たした大橋さおり氏と合わせ、ひきつづき県議会で交渉会派として活動できることになりました。

須賀川市岩瀬郡(定数3)、会津若松市(4)はいずれも次点で、次の選挙につながる善戦をしました。

選挙戦は、福島市では自民が現有3議席から2増を狙い、いわき市では公明党が2人目を立てて共産党追い落としの布陣を敷くなど、各地で大激戦となりました。

日本共産党2候補の事務所も浸水するなど、台風19号とその後の豪雨で被害が広がる中での選挙戦になりました。党候補を先頭に各地で調査し、寄せられた要望を行政に伝えるなど、救援活動に力を尽くし、選挙戦では「災害に強い、命を守る県政を」「大型開発を見直して防災予算を」と訴えました。

 

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日本共産党の開票結果は次の通りです。

福島県:定数58/立候補75人

 

福島市選挙区】定数8/立候補10人

当 宮本しづえ(67歳/現) 11167票(2位)

 

伊達市伊達郡選挙区】定数3/立候補3人

当 大橋さおり(28歳/新) 無投票

 

郡山市選挙区】定数10/立候補13人

当 神山えつこ(64歳/現) 9761票(3位)

 

須賀川市岩瀬郡選挙区】定数3/立候補6人

  丸本由美子(57歳/新)  5018票(4位)

 

会津若松市選挙区】定数4/立候補5人

  ふるかわ 芳憲(68歳/新) 4199票(5位)

 

いわき市区】定数10/立候補12人

当 宮川えみ子(73歳/現) 8882票(6位)

当 吉田えいさく(60歳/現) 7395票(10位)