有志で「飲食店向けフードバンク」【福島市】

コロナ禍で営業時短に追い込まれるなど飲食店が苦境に陥っています。農民連の有志などで構成する実行委員会は7月28日、福島市置賜町のさんかく広場で、こうした飲食店で働く従業員を支援しようと、お米や野菜、カップ麺、旬の桃などが入った袋を200個用意。開始からわずか30分あまりでなくなりました。

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フードバンクを準備する服部崇さん(右端)と実行委員のみなさん=7月28日、福島市

居酒屋やスナックで働く人たちからは「本当に助かります。みなさんのご厚意は忘れません」と感謝されました。

 

このイベントを立ち上げた県北農民連の服部崇さんは「事前にイベントを知らせるチラシを配りましたが、緊急事態でも、蔓延防止でもないのに半分ぐらいが店を閉めていました。命を守るために、今ほど『公助』が必要な時はないと感じました」と話していました。