「所持金2000円、マジで食べ物に困っていた」民青同盟フードバンク

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130人が利用したフードバンクの様子=4月9日・福島市

 

民青同盟は学生が新学期を迎えるなか、新入生歓迎(新歓)運動や、青年との対話「生の声」運動に取り組んでいます。

学生新歓では、福島大学会津大学の門前で、大学入試や入学式にあわせて宣伝、アンケート対話を行ってきました。4月9日には民青同盟県委員会と福島大学ままどおる班のスタッフら約20人が福島大学付近で、無償で米や野菜、日用品などを支援する7回目のフードバンクに取り組み、約130人の学生が利用しました。

14日にいわぶち友参院議員を講師にオンラインで開く気候危機学習会のお誘いもしながら、約100人と対話し、アンケートを書いてもらいました。「所持金2000円しかない、マジで食べ物に困っていた、本当に助かります」、「サークルや研究、ボランティアや学習会も興味があって学生らしいことしたいけど、学費と生活費のためにバイトを3つ掛け持ちしていて時間が全然ない。授業の課題も期日ギリギリにこなす感じで、学びに集中できない」など、コロナ禍と新自由主義社会の中で、学生が深刻な状況に置かれていることが改めて明らかになりました。

また民青の紹介をすると、「学校の枠を超えた学習や交流したい、フィールドワークやボランティアにも参加したい、興味ある」と多くの学生が民青の活動に関心を持ってくれました。

このようなフードバンクの取り組みは、今月23日に白河市、24日に会津若松市でも予定しています。