日本共産党が参院選で7議席獲得、紙智子氏4選!

ただちに市町村議選・県議選勝利へ全力を尽くします

 参議院選挙、そして同時並行でたたかわれている地方議員選挙でのみなさんの奮闘に心より敬意を表します。

 参議院選挙の結果は、「市民と野党の共闘」で定数1の選挙区改選2議席を10議席に伸ばす中で、改憲勢力3分の2を突き崩すという成果を得ることができました。日本共産党は前回3年前の獲得議席からは1議席伸ばしたものの、躍進した6年前の改選現有8議席には及ばず7議席で、比例代表で1議席後退する結果となりました。

東北・北海道を活動地域とする紙智子参院議員は4期目の当選を果たしました。選挙区では東京都で吉良よし子氏が再選、伊藤岳氏が初当選して埼玉県選挙区で21年ぶりに議席獲得、京都府では福島県出身の倉林明子氏が定数2の一角を制して再選しました。

 県内比例得票は6万3547票、得票率は7.99%で、目標とした13万票、15%には大きくおよびませんでした。比例議席で後退したことに責任を痛感するものです。一方で我々が出発点とした前回総選挙から得票率では0.22ポイント前進しました。連続する地方選挙を同時にたたかうなど県内特有の難しさもあるなかで、党員・支持者のみなさんの奮闘によってこれからのたたかいにつながり得るところに踏みとどまることができました。

 福島県選挙区は市民と野党の統一候補、水野さちこ氏が奮闘したものの及びませんでした。ただ原発ゼロなどを含む政策合意はじめ「大義の旗」という点でも、党国会議員などがくり返し応援演説に立つなど、「本気の共闘」という点でも3年前に比べて共闘が大きく前進し、今後につながるたたかいとなりました。

 今週末からまた市町村議選が連続してたたかわれ、そしていよいよ県議選です。市町村議選での全員当選と7人の県議団へ向けて、党員、支持者のみなさんが、一人残さず政治を変える楽しさとやりがいを持って立ち上がれるよう、県常任委員会もただちに総出動で配置に付き全力を尽くします。

 

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参議院選福島県選挙区得票結果

  水野さちこ 345,001票(41.88%)野党統一

当 森まさこ  44,5547票(54.08%)自公

  田山雅仁    33,326票(4.05%)諸派

 

各主要政党などの県内比例得票数・率

共産  63,547票( 7.99%)   自民 303,412票(38.17%)

立憲 108,002票(13.59%) 公明 101,369票(12.75%)

国民  96,359票(12.12%)  維新   42,203票( 5.31%)

社民  23,923票(3.01%)    N国   14,442票(1.82%)

れ新  32,104票(4.04%)

 

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参議院選挙の結果を街頭から報告する(右から)野口徹郎県書記長、岩渕友参院議員、宮本しづえ県議、町田和史県委員長=22日、福島市