「コロナで仕事失い苦しい」白河市で食料支援、切実な声次々

f:id:bigriver00:20211215164320j:plain

コロナ禍で暮らしに困っている人たちへの2回目の「食糧支援の会」が11日、白河市で行われました。民青県南地区委員会が事務局になり、実行委員会に多くの市民団体と個人が参加しました。

当日は2つの高校から8人の生徒がボランティアとして参加し、食品などの物資やテーブル運び、参加者への渡し役、片付けなどで活躍しました。この高校生たちも含めて37人がスタッフが参加。今回は募金とともに、お米・野菜・ジュースなどの寄付が集まりました。受け取った市民は、母子や友だちどうし、高齢者とその付き添いなど150人を超え、用意した物資は1時間余りでなくなりました。

利用者アンケートには87人が回答を寄せ、「コロナで仕事がなくなり、1日100円くらいで生活している。この支援は涙が出るほどうれしい。助かります」「夫が職を失い収入が激減、この先が不安です」「久しぶりに思い切り食べられます」など、切実な声がたくさん寄せられました。

実行委員会はチラシを白河市内のすべての小・中学生5000人に配布、高校にも協力をいただき、また市役所の福祉課窓口にチラシを置かせてもらい、公共施設にポスターも掲示してもらいました。ボランティアの高校生からは、「この次はいつですか」との質問も。高校生・介護学校生・准看護学校生などとのつながりを強め継続していく予定です。