衆院選の野党共闘実現へ。福島市市民連合がシンポジウムを開催

 福島市市民連合は27日、福島市で「野党共闘への提言 市民連合がめざすもの」と題するシンポジウムを開催し、日本共産党から久保田仁県委員長が参加して挨拶をしました。 f:id:jcpfukushima:20161128145101j:plain

 「市民連合・福島1区」の設立をめざして行われたシンポジウムは、伊藤宏之ふくしま市民連合代表委員の進行のもと、パネリストに元NHKディレクターの根本仁氏、元気象研究所の佐藤康雄氏、はらまち9条の会事務局の山崎健一氏、 福島民商会長の斎藤朝興氏、市民連合伊達・元霊山町長の大橋芳 啓氏、医療福祉分野から穂積順子氏、DAPPEの佐藤大河氏らが野党共闘を求めて発言。政党からは日本共産党の久保田県委員長と民進党大場秀樹県議が発言をしました。

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 久保田県委員長は、 野党と市民の共闘で安倍政権を打倒し、野党連合政権をめざすことを示した大会決議案の中心点を発言し、中央の4野党政策合意があるがこれも地方でもすすめること、福島はとくに「原発問題」で大同団結していくことが必要と強調しました。 

 DAPPEの佐藤大河氏は、10月16日に開催した原発ゼロ若者集会で聞き取った福島の若者の声を紹介しながら、「参院選を勝ち取った福島県で、総選挙ではどういう共闘が結ばれるのかに全国が注目している。県内原発廃炉と、全国の原発再稼動反対で気持ちを合わせて、本気の共闘で安倍政権に挑んでいってほしい」と訴えました。

 シンポでは最後に、「『市民連合・福島1区』の設立について」 を読み上げて、参加者の大きな拍手で設立を確認しました。