磐梯町では日本共産党の佐藤文義氏(新)が佐藤貞夫町議の議席を引き継いで当選。西会津町議選では小林雅弘氏(新)が初当選して党議席空白を克服しました。
定数10に1人はみ出しの少数激戦となった磐梯町では、佐藤氏が187票、得票率8・19%を獲得して6位当選となりました。佐藤氏から最下位当選者までの得票差が22票という横一線の激戦でしたが、最後までの奮闘で勝利しました。
打って変わって定数12に17人が立候補する5人はみ出しの多数激戦となった西会津町では、小林氏が279票、得票率6・16%を獲得しての8位当選です。前回選挙ではわずか15票差で届きませんでしたが、この4年間に地域での活動などを広げながら、前回町議選得票から74票、前回総選挙比例票から52票を伸ばしました。
両町とも日本共産党は、年金2000万円問題など安倍政権の悪政から住民のくらしと福祉を守るべき地方議会で、逆に住民の切実な願いがこもった請願を否決する議員がいることなどを指摘しながら、国保税の引き下げや学校給食費の無償化などを訴えました。
選挙戦中は「議会に共産党議席がないとだめだ!」などといういう町民からの声も寄せられてきました。両氏は結果をうけ、住民の暮らしといのち守る政治の実現と公約実現に、今後も全力を尽くす決意を述べました。