白河市、郡山市で「憲法改悪を許さない」宣伝署名行動


 白河憲法共同センターは9日、白河市の成人式会場前で、新成人に「いのちと暮らし、平和と憲法守ろう」と街頭宣伝を行いました。宣伝署名行動には13人が参加。

 「愛する人を戦場に送らない」「戦争NO!9条守れ」などの横断幕を掲げてアピールし、参加者は「岸田内閣はコロナのオミクロン株が広がるなか、国民のいのちを守ることより、『改憲』や『敵基地攻撃能力保有』、『軍拡』に前のめりになっている」と批判。「国民の声に耳を貸さない岸田政権の政治姿勢に怒りが広がっている。みんなが力を合わせれば、政治は変えることができる。声をあげ続けよう」「今年は日本国憲法が公布されて75年目。戦争はダメ、9条改憲は許さない全国署名を広げよう」「若者が人間らしく働き、人間らしく生きられるよう。参院選では、若者の1票で岸田政権に厳しい審判をくだそう」と呼びかけました。

 着飾った新成人たちが注目し、「憲法、まもれ!」と声援を寄せる若者たちもいました。

 また、平和憲法を守り生かす郡山共同センターとミナセンなかどおりは15日、郡山駅前で「憲法改悪を許さない全国署名」のいっせい宣伝署名行動に約20人が取り組み、日本共産党の神山悦子県議も参加しました。

 宣伝行動では高校生や若者との対話もはずみ、「憲法改悪と言われてもよくわからない」と言う20代の女性に、Kさんが「憲法を改悪しようとする国会議員が3分の2を占めたら、9条を変えられて戦争する国になってしまう。大切な恋人も戦争に巻き込まれることになってしまうよ。そうさせないためにぜひ署名に協力を」と訴えました。その女性は「そんなことは知らなかった」と言って署名してくれました。

 

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成人式会場前で憲法改悪阻止を呼びかける=9日、白河市

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横断幕を掲げて宣伝署名行動に取り組む=15日、郡山市