梁川のバイオマスは市民の声を尊重

 

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「守る会」から要望書を受け取る(左から)近藤・佐藤の両市議、大橋県議、いわぶち参院議員= 10月23日

 

伊達市梁川地域に計画されているバイオマス発電の建設について、日本共産党の近藤真一市議は12月議会で「市民の声を尊重し、市民の立場に寄り添い、事業者に建設計画の中止を求めるべき」とただしました。須田市長は「現状を踏まえる限りでは、建設を認めることはできない」と答弁し、初めて自身の認識を示しました。

 

「梁川地域市民のくらしと命を守る会」(代表・名谷勝男)は10月23日、いわぶち友参議院議員や大橋さおり県議、近藤真一、佐藤清寿両市議と懇談し、計画の白紙撤回にむけて「国や県、市に強く働きかけてほしい」と要請していました。

近藤議員は、「市長の答弁で建設計画が中止になるわけではない。今後、事業者との折衝や発電事業の許認可権がある国への要請など、どのようにしたら建設が止められるのか、市民といっしょに取り組んでいくことが市長には求められる。建設計画の撤回にむけて引き続き尽力していく」と話しています。