核兵器禁止条約の発効1周年、病院職員らがスタンディング宣伝

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宣伝に取り組むみなさん=22日、福島市

核兵器禁止条約発効から1周年となる1月22日、福島市の福島医療生協わたり病院前で「核兵器のない世界」をめざす流れを大きくしようと、病院職員や組合員、地域の住民など、約50人が横断幕やプラスターを掲げスタンディング宣伝に取り組みました。

わたり病院理事長の齋藤紀(おさむ)医師は、「核兵器の非人道性を問う議論が国際的に広がっている。多くの人と手をつないで核兵器全面禁止へ進んでいきたい」と訴えました。

また、行動を呼びかけた福島地区原水協の二階堂次男さんは「唯一の被爆国で広島出身の岸田首相は、核兵器禁止条約に背を向け、恥ずかしくないのか。政府に署名・批准を求める運動を大きくしていこう」と呼びかけました。