福島県農民連が定期総会を開催

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総会にリモート出席し、あいさつをするいわぶち議員=5日

 福島県農民連は5日、第35回定期総会をオンラインで開催し、アグロエコロジーの実践で食・環境・地域を守ることや2500人の組織をめざすことなど次期運動方針を決め、会長に根本敬さん、事務局長に佐々木健洋さん(ともに再任)など新たな役員を選出しました。

 来賓あいさつで、日本共産党のいわぶち友参院議員は、米価暴落、原発事故に伴う損害賠償、気候危機に取り組む農民連のたたかいを激励し、「みずから改選を迎える来年夏の参議院選挙に勝利し、政権を変える大きな一歩にしていく」と決意を述べました。

 討論では、「税金の自主申告や持続化給付金の申請を通じて、義務教育では学べなかったことを農民連で学ばせてもらった」「4年前に新規就農したが、畑の確保や技術の習得で苦労した。こうした経験を次の新規就農者に伝え援助していきたい」「総選挙では新しい会員に働きかけた。選挙に取り組めば組織は強くなることを実感した」などの発言がありました。