汚染水海洋放出にストップを!「海といのちを守る福島ネットワーク」設立

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オンラインで「ネットワーク」の設立を報告する呼びかけ人ら=26日、福島市


 政府は、原発事故によって発生している放射能汚染水を海洋に放出することを決定していますが、「海洋放出を止める」という一点だけでつながり、大きな世論と運動を起こそうと、「海といのちを守る福島ネットワーク」が設立されました。今後、各自治やいの首長、議会などへの要請行動、漁協や農協など民間段階への協力要請行動、タウンミーティングなどを計画。12月4日(土)午後2時から、福島大学教授の柴崎直明さんを講師に講演会「汚染水発生を減らすための抜本的な対策」が開かれます。(参加無料、会場はコラッセ福島、ユーチューブでも配信します)

 呼びかけ人は、織田千代さん(これ以上海を汚すな!市民会議共同代表)、小野覚久さん(足利短期大学准教授)、小渕真理さん(アウシュヴィッツ平和博物館館長)、佐藤知良さん(福島原発刑事訴訟支援団団長)、佐藤彌右衛門さん(会津エナジー代表取締役)、里見喜生さん(いわき湯本温泉古滝屋社長)、柴崎直明さん(福島大学教授)、中島孝さん(生業訴訟原告団長)、野中俊吉さん(コープふくしま県本部長)、原田雄一さん(元浪江町商工会会長)、福井公伸さん(ライブハウス・#9シャープナイン経営)、武藤類子さん(原発事故被害者団体連絡会共同代表)の12人。

 こうしたなか東電は、汚染水を海洋に放出するため、原発から沖合1㌔先まで海底トンネルを敷設するため、海底の地質調査などを開始すると発表しました。